情報業界に於いて話題となっている
株式会社MTSの倒産について
株式会社MTSが倒産したというニュースが入ってきました。
経営コンサルティング
ビジネスコンサルタント
ネットビジネス この3点を主軸として展開していた企業が倒産という訳です。
ちょっと冷静に考えて欲しいですが、かなりおかしいですよね。
だって
経営コンサル
→人に経営とはなんぞや、と指南するお仕事。
ビジネスコンサルタント
→上に同じく
ネットビジネス
→固定費が殆どかからず、倒産と本来無縁の仕組み。
散々、人に稼ぎ方教えますよ・・・って言っておいて
当の本人に一番稼げてなかったんでしょうか?
↑↑↑
ありゃりゃ~・・・。
こんなに凄そうに写真撮っちゃってるのに・・・(笑)
マイク吉田のオート収入発生システム
メルマガアフィリエイトZERO3期生
など、「?」な商材を世に送り出してきたこの会社・・・
やはり商売の原理原則と外れた事により
当然の結末を迎えたのかもしれません。
倒産のアナウンスの関しては以下の文面です。
拝啓 各位には、ますますご清栄のことと拝察申し上げます。
このたびは誠に不本意ながら、弊社は倒産という事態に至り、
本日をもって営業を終了せざる得なくなりました。
皆様方にはお詫びの申し上げようもございません。
今年より売り上げの低下が始まりましたが、そのこと自体よりも
不正な広告に対しての莫大な支出や、未払顧客に対する売掛金の回収も
思うに任せず、倒産という事態に至った次第です。
札幌地方裁判所に破産を申請しましたが、裁判所への高額の
予納金(破産手続き費用)も収めることが出来ない状態のため、
破産管財人は付かず、誠に不本意ながら法的手続きを経ることなく
廃業せざるを得なくなりました。
皆様の長年にわたるご厚情に心から感謝申し上げますと共に、
突然の廃業でご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げる
次第でございます。
略儀ではございますが、まずはメールをもちまして
廃業のお詫びとご挨拶を申し上げます。
皆様の今後のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。
敬具 なんだか言い訳っぽい事も書いてあり、
正直、真実は僕も分かりません。
ですので、この会社自体に関する批判も何も、
ありませんから、ここから先は一般論として
僕の意見を書いていきます。
プロダクトローンチ今度の展開
まずこの倒産した会社のメインとしていた手法が
無料オファー(無料オプトイン)によるリスト取得からの
プロダクトローンチ。
この危険性と限界が見えたという事です。
ご存知の無い方の為に簡単に説明しますと
無料オファーというのは
「こんな新時代の稼ぎ方を無料でお教えします!!」 みたいな派手な感じで情報弱者のリスト(メールアドレス)を取得する。
そしてそこに対し2日に一回程のペースで対談動画などを配信し
興味を惹かせる(ノウハウの核心には触れない)
最終的に
「皆さんの為にこんな塾をご用意しました!」 みたいな感じで20~30万円のセミナー、塾、スクール
を開催するというものです。
一人のリスト(メールアドレス)を取得する為に500~1000円程を
アフィリエイターに支払うので集客に費用も掛かります。
この分を高額塾にて回収し、残りが利益となるモデルです。
今回のMTSの場合は恐らくそこの損益分岐点が見極められなかった為に
倒産したという事でしょう。
このプロダクトローンチという手法は
かの有名な与沢翼氏が得意とした手法です。
その与沢氏の息のかかった一派・・・
半田やすひろ氏、小平つかさ氏、斉藤和也氏、
などは未だに同様の手法を繰り返していますね。
皆さんあまり評判の良くない人物ですけども。 このプロダクトローンチ、この手法自体は
心理学的にも証明出来る様な人間心理を揺さぶるテクニックが
ふんだんに盛り込まれており、セールスの流れなど
これ自体は人の購買心理に突き刺さる
手法として今後も揺るがないものと思います。
ですが、現在のネットビジネス界で横行している
一連の手法ではどんどん使えなくなっていく事でしょう。
プロダクトローンチ前の無料オプトインの段階では
アフィリエイターを利用して様々な所に広告を
打っていきます。
ここ暫くはSNS上がメインですね。
この中から
情報弱者の「ウブなリスト」を
収集してくる訳ですが、もう世間は簡単には騙せません。
・・・というか、騙せる相手は騙しつくしてしまった、
という方が正しいでしょうか。
このプロダクトローンチによる手法で展開される高額塾が
満足度が低い詐欺まがいのものが多いという部分から
一度購入に至ったリストは
二度とその人のサービスを信用してくれません。
情報発信者の立場から言うと
「使い物にならないリスト」という事になってしまう訳です。
そしてその次に行われるのはまた新たなリスト探し・・・
という事になってしまう訳です。
ウブなリストを見つける為には情報業界の中にいるだけでは無理ですから
餌がなくなった野生動物が人里に降りて来てしまう様に
どんどん一般的な層にブランディングして露出しなければならない訳です。
まぁ、そんなこんなで一般の方達が
怪しげなセールスページを見て
この業界のイメージが更に悪くなっている・・・という図式です。
※彼らが表舞台に出てくるのは
あくまで名前を売っていく「ブランディング」という
戦略を取っているからであって
必ずしも名前が知られている、表舞台に出てきているから
稼いでいる、とは限らないです。 むしろ本当に稼いでいる人は
わざわざ表舞台に出る必要がなければ出て来ません。
表に出てきて、腕組んじゃったりして稼いでいるアピールをする人は
そういう「演出」である可能性が大です。
ビジネスの原理原則を無視した為破たんを迎えたのでは。
本来の商売の原理原則に従って真っ当な事をしていれば
一度掴んだお客様がリピーターになってくれる
という事もあるでしょうが、それをしない形で
ここまで来た・・・そのツケという事と思います。
Facebookなんかで「いいね!」を押さないと次に進めない・・・
という仕組みの手法も大分敬遠される様になってきました。
さすがにこれだけ大規模になってくると
皆学習しますから。
ずっと集客をチカラ任せ、お金任せにしておこなってきて
購入させたらいいや、自分さえ儲かればいいや
というやり方でやっていたら
やはり市場は焼け野原になってしまいますよね。
別に世の中の人全てを騙し切った・・・という訳では
ありませんが、その人の目の前からはどんどん顧客は
逃げて行ってしまう筈です。
めちゃくちゃなやり方をして、それでも
ワンタイムでキャッシュをかき集めて
一生分稼いで逃げ切ってしまう人もいるのでしょうから
それは正直イイ気分ではないですね。
まぁ、悪魔に魂を売って稼いだお金で本当に
幸せになれるのか、それは僕には分かりませんが・・・。
経営コンサルって凄そうだけど?
さて、一応冒頭でお伝えした
経営コンサルティングというものにも触れておきます。
僕の友人で
日本トップレベルの総合経営コンサル会社に勤めていた友人がいます。
もう退職していますが、入社する際の倍率も半端ない会社なので
彼の実力は勿論或る一定レベル以上のものがあります。
しかし彼曰く、経営コンサルの仕事とは
机上の空論をもっともらしく展開するだけの仕事だ。 と言っています。
経済界には経営コンサル出身の方なども
多数おられますが
物事を経済合理性などの観点から数字で分析したりする事は
出来るかも知れない。
しかしその先が人を説得しようとしたり
命令したりコントロールしようとしたり
という手法が多いです。
人は機械ではないですから感情があります。
「上手く説明出来ないけど、この人はなんとなく嫌」
なんてものがあります。
そういった部分に目を向ける事が出来ない人が
多いとの事。
批評家、評論家にはなれるのかも知れないですが
自分で自営業をして近所で人気のお店になる
なんて事は出来ない人が多いのかも
知れないですね。 今回MTS倒産の話題をきっかけに
プロダクトローンチ、および高額塾の件に関しても触れましたが
つまり高額塾が高額なのは
その無料オプトインのアフィリエイター報酬分も
金額に含まれているからであって
金額が通常の教材の10倍する=内容が通常の教材の10倍凄い
という訳ではないので勘違いしない様にして下さい。
むしろ
低額でもホンモノと教材というのは存在しているので
そういった意味では僕のイチオシは
こちら
http://unagipai555.jp/blog-entry-7.html http://unagipai555.jp/blog-entry-3.html どちらもしっかりサポートしてくれますし
販売者の誠意が伝わってきます。
何より価格的に費用対効果という部分で十分にして
購入する価値はあるでしょう。
高額塾に関しては
こちらの記事も参考にして下さいね(^^)
http://affiliate-info.jp/?p=95 では中村でした。